今月から働き始めた職場は
六本木にあり、所謂、都心にある
きっと素敵な女性も沢山いるのだろうと
思っていたのだけれど
実際の様子は少し違っていた
多くの女性がフラットな靴を履き
足を引きずるような歩き方をしていたり
膝の間があいた状態で歩いている
そんな状況の為、低めのパンプスを
履いている人は見かけても
ハイヒールを履いている人は殆どおらず
その現実にかなり驚いた
服装も流行りのせいか
ラフで緩い感じの人が殆どである
どちらかというとファッションは疎く
流行にもあまり興味がない私が
こんなことを言うのは烏滸がましいのだけれど
正直、素敵だなと思った女性がいないのである
確かに一見、お洒落で華やかに
見えなくもないのだけれど
エレガンスや品が感じられず
ましてや崇高なエネルギーは論外である
もちろん綺麗な人や美しい人はいる
しかしエレガンスや崇高なエネルギーは
見た目の美しさや付け焼刃の所作では誤魔化せない
毎朝、自宅を出る前に玄関の鏡に全身を映し
ハイヒールの哲学を学んでいる者として
恥ずべきことがないようにと
心に決めて自宅を出る
そしてそれは
自分のエネルギーを増すことにつながり
今日も素晴らしい一日になると思える
新たな強さを身につけられている
そう感じられるようになった