思わぬ恩恵

 

先日の帰り道

いつもより少し早めに

仕事が終わったこともあって

まだ空が明るかった

ふと見上げると

明るい空に白い月が浮かんでいて

思わず写真を撮った

もし下を向いて歩いていたら

気がつかなかったと思う

普段から歩く時には

前屈みにならないよう

顔を上げて

目線は遠くを見て

頭を後ろに強く押す意識で

歩いているけれど

こんな恩恵もあるのだと

思わず笑みがこぼれた

気づくことの難しさと大切さ

 

エネルギーの循環を考えると

自分が人から受け取るだけではなく

自分から人に提供するということが

とても大事である

けれど私はずっと

自分には人に提供できるような

価値のあるものなんて何もない

そう思っていた

幾度となく

何があるだろうと考えたけれど

全く思いつかず

それを見出す方法とか

何か役に立つような情報がないか

ネットで調べたり

本を読んだりもしたけれど

どんな些細なことでもいい

人には必ず何かしらあるはず

というようなことが

書いてあるばかりで

私には何の助けにもならず

結局思いつくことはなかった

それが先日

自分が人に提供できることについて

改めて考える機会があり

その時にハッとした

なぜ私がこれまで

自分が人に提供できることを

考えても考えても

思いつかなかったのか

それは私自身が

自分は何もできない

私には人に提供できるだけの

価値のあるものなんてない

と思っていたから

自分でそう決めつけていたから

そのような現実が

目の前に繰り広げられていた

今更ながらそのことに気づき

自分自身ショックであり

衝撃だった

けれど次の瞬間には

それに気づいたということは

変われるということ

そう思った

自分にとっては何と無いことでも

他の人にとっては役に立つこともある

それを分かち合うだけでもいい

例えば今回の

私がやっと気がついたというこの話も

私と同じ様に

自分で自分にブレーキをかけていることに

気づいていない人には役に立つかもしれない

誰にでも人に提供できることがある

提供するだけの価値があるものを持っている

また一歩前に進めた自分を

心から褒めてあげたい

今の私の課題

 

私は太陽の光が大好きだ

昔から

自分は太陽の光が好きだ

という認識はあった

けれどとある時に

その思いは人並み以上で

私にとって太陽の光は

かなり重要な位置を占める

ということに気がついた

昨日は久しぶりに

雲のない青空が広がり

太陽の光がしっかりと

感じられる朝だった

地下鉄の出口を出て

職場までの道を

燦々と降り注ぐ太陽の光を

浴びながら歩いていると

何とも言えない幸福感で

みたされていくのが

自分でも分かった

自分の意志で

今ここにこうしていること

自分がどれだけ恵まれているか

たくさんの感謝と

様々な思いで

胸が熱くなった

幸せに心から感謝し

充たされた思いでいっぱいになる

以前の私はここまででも十分だった

けれど今は違う

更に次のステージにいく為に

この感謝のエネルギーを

どのようにして循環させるか

今の私に出来ること

そして人からも求められること

それを確立することが

今の私の課題である