2020/04/30

「母指球」と「一ミリの世界」②



「ハイヒールの哲学」において
「母指球」同様に重要なのは
「一ミリの世界」である


ハイヒールのレッスンでは
数ミリ単位で修正の指導が入り
その徹底さは、実際にレッスンを
受けた人にしか分からない
究極の世界である


レッスンを受ける前は
たった一ミリで何が違うのか
正直そう思っていた


しかし「ハイヒールの哲学」を学び
レッスンを受けてハイヒールを履くと
一ミリの違いの大きさを思い知るのである


一ミリの身体の動かし方やポジションの違いが
全身への歪みへとつながり
そして美しいか否かの大きな違いとなる


踏み出す前の膝の向きと足の甲の角度
爪先から地面に着地する際の位置
上半身や頭のポジション


身体は一つのユニットで繋がっている為
一箇所が狂えば全てに狂いが出てしまい
何処かにほんの僅かでも狂いがあると
美しさは半減してしまう


一ミリの違いを狙い美しさを追求する
正に「ハイヒールの哲学」の神髄


それにどこまで真摯に向き合えるか
自分との闘いである



「母指球」と「一ミリの世界」①





ASAMIさんとTeam ASAMI-PARIS
の皆さんのBlogでは、度々
「母指球」と「一ミリの世界」
についてふれられている


コンサルティングをスタートする前
ある程度はその重要さを理解しつつ
反面、なぜそんなにも繰り返し
その二つにふれるのだろう
とも思っていた


それが実際、コンサルティングを
スタートして、その理由が分かった


「ハイヒールの哲学」を
頭で理解することと
身体を動かし理解すること


頭では、その理論と重要さを知り
身体では、それが如何に難しく
厳しい世界かを知った


ハイヒールで美しく歩く為には
地面に着地をする瞬間
決してヒールから着地をしてはならない


ヒールから着地をするということは
着地時に膝が曲がってしまい
膝が曲がるということは
母子球に体重を乗せることが出来ない


母子球に体重を乗せることが
出来なければ
足の外側に体重が流れ
脚の外側に負荷が掛かり
脚の外側の筋肉ばかりが発達し
O脚の原因となる


また、膝が曲がれば
腹筋を引き上げる力も奪われ
腹筋を引き上げる力が奪われると
身体の軸を確立することが出来ない


身体の軸を確立せずにハイヒールで歩くと
見た目に美しくないだけでなく
身体を痛める原因となってしまう


母指球のみに体重を乗せることは
ハイヒールで歩くには
最も大切なことなのである


「母指球」の重要さを理解せずして
「ハイヒールの哲学」は語れない


「一ミリの世界」もまた同じである
そのことについては明日書きたいと思う



2020/04/28

最初のターニングポイント



私は以前から仕事では
5~7㎝前後のヒールを履き
外勤で歩き回ることが多かった



そして毎日のように
足の疲れは酷く
痛みがともなうことも多かった



歩いている時の姿を客観的に
見たことはなかったけれど
靴の底の減り方などからも
姿勢が悪いということは
自覚していた



どうしたら足に負担なく
歩けるのだろう
どう歩いたら綺麗に
見えるのだろうと思いつつ
歩けていないわけではないし
と何の策も講じないまま
惰性に流されてきた



それが昨年の夏
何かのきっかけでASAMIさんの
Blogを再び読むようになり
同時にコンサルティングを
受けられている方々のBlogも
見るようになり
私もハイヒールで美しく
歩いてみたいという気持ちが
少しずつ強くなっていった



その頃、私はマレーシアにいて
一日中フラットなサンダルを履き
ヒールとは無縁の状態だった



周囲にはハイヒールを

履いている人は皆無で
街の中でも、若干ヒールのある

パンプスを履いている人はいたが
ごく僅かだった


またヒールが高い靴を
探すのも一苦労で
高級店にでもいかない限り
見つけるのは難しかった



そんな状況の中でも
ハイヒールの哲学とレッスンに
とても惹かれたのは
とても衝撃的な出来事が
あったからである



それは、ある日ショッピング
モールに出かけた時
たまたまウィンドウに映った
自分の姿が目に入り
それが想像を絶する程
酷かったのである



猫背気味で肩は内に入り
フラットサンダルを
履いた脚は酷いO脚



美しいとは程遠く
ショックのあまり言葉を失った



それがハイヒールの哲学の
扉を叩くことになる
最初のターニングポイントだった



2020/04/26

愛と感謝






今日は、あらためて
自分は恵まれていると
心から思えた日だった


私が「ハイヒールの哲学」の
コンサルティングを
スタートしたことを
私の周囲で知っている人は
まだ二人しかいない


それは、伝えておきたかった人は
その二人だということでもある


スタートする前、「ハイヒールの哲学」
コンサルティングがどういうものか
私がきちんと説明をしなかった為
二人とも、単にハイヒールを履いて
綺麗に歩く為のレッスンなのだろう
という解釈をしていた


スタート当初もその考えは
変わっていなようっだったけれど
コンサルティングがスタートして
間もなく四週間になる今
私と話した彼らはその違いを理解し
応援していると言ってくれた


良き指導者がいて
良き理解者がいる


私はとても恵まれていると
あらためて心から感謝の気持ちで
いっぱいになった


2020/04/25

本当に足りなかったもの



今日、四回目の

ハイヒールレッスンがあった


レッスンの後、自分の出来なさ加減に
不甲斐なさを感じ落胆した



自分の不出来については
先週のハイヒールレッスンでも痛感し
落胆していたけれど
今日はそれとは比にならない程
自分に重く圧し掛かってきていた



でも時間が経つにつれ
ただ単に上手く出来なかったことが
落胆の要因ではないということに
気が付いた



では一体この思いは何なのか
自問自答を繰り返し
一つの結論に至った



私には必死さ真剣さが
欠けていたのである



覚悟だ、日々の努力だと言いながら
それに行動はともなっていただろうか



自分は完全に甘かったのだということに
気が付いた瞬間、後ろから思いきり
頭を殴られたような思いだった



不出来なのは自分の努力が
足りないから




「ハイヒールの哲学」コンサルティング
を受けるということは
趣味や楽しみでもなければ
単にハイヒールを履いて綺麗に歩く為
というわけではない



今更ながらそのことを再認識し
自分の中で何か吹っ切れた



2020/04/24

覚悟



「Ryokoさんは覚悟が足りないのよ」


数年前に以前の職場で
年下だけれど先輩だった女性と
お互いの今後について
話をしていた時に
言われた言葉である


思いがけず人から
自分の弱みの核心を突かれ
愕然とした


私は転職経験が多い
ご縁で声をかけてもらい
職場を変わったことが
多かったけれど
自分の中では一つのことを
長く続けられないという
コンプレックスでもあった


これがやりたいとかしたい
というのもないし
何かできる自信もない
という私に前述の言葉だった


自分自身でも分かっていたけれど
その事実と向き合うことができず
「分かってはいるけど
なぜか覚悟できないよのね」
と言い訳のように繰り返し
目を背け、逃げ続けてきた


果たして今の自分は
その頃と変わっているか?



少しずつ変わり始めている
それは確かである


出来るか出来ないか
それはやるかやらないか
全て自分次第


私はASAMI-PARISで学び
ハイヒールの哲学と共に
生きることを決めた


後は前を向いて進むのみ



2020/04/22

今の自分に必要なもの




先日からASAMIさんと
Team ASAMI-PARISの皆さんの
これまでのBlogを
あらためて読ませて
いただいております。


そこには沢山の学びや気づき
そして共感することがあり
次から次へと読み続けてしまい
時間がいくらあっても足りず
元々、睡眠不足気味だったのが
さらに悪化していて
それはそれで問題なので
何か対策を考えなくてはと
真面目に考えている程です


そんな状況に陥りながらも
読まずにいられないのは
そこから皆さんの
愛とエネルギーを感じ
得られるからです


今の自分は、ともすると
直ぐ過去脳に支配され
無意識のうちに闇の方を
向いてしまっています


そこから抜け出し
光の方を向くよう導いてくれる


私も自分が愛する大切な人たちの
そのような存在になれるよう
一歩ずつ努力していきたいと思います


2020/04/20

ハイヒールレッスンによる変化




ハイヒールレッスンの最初に行う
「ハイヒールに必要なストレッチ」
「素足のエクササイズ」
を行うようになってから
二週間程が経ちました


この二つは、ハイヒールで歩く際に
必要な筋肉を鍛え、身体の軸を
つくる為にとても重要となります


実際にハイヒールを履いて行う
エクササイズの前の土台作り
と言えますが
行った後の疲労感と
エネルギーの消耗は
半端ではありません


ハイヒールで美しく正しく歩く
ということは、スポーツであり
全身運動といえるので
同じように全身を使っていて
私にはこれだけでも
十分な運動となっています


実際、体の様々な部分に
変化を感じているのですが
その最たる箇所が膝上です


脚全体が引き締まった感じが
しているのはもちろんですが
膝上の弛みが大分とれ
スッキリとしてきました


また脚だけでなく、ヒップや
ウエスト周りも引き締まり
ちょっとした動作の際に
余分な身体の緩みがなくなった
と感じています


そしてこの「ハイヒールに
必要なストレッチ」と
「素足のエクササイズ」
を行うようになって
得られた変化は
身体的なものだけではなく
マインド的にも
大きなプラスがありました


私は「ストレッチ」を起きてから
出来るだけ早いタイミングで
行うようにしているのですが
身体を動かしているうちに
思考がプラスの方を向くようになり
良い状態で一日をスタート
できるようになりました


また、身体を動かすことで
寝起きの怠さや強張りがとれる為
身体を動かすことへの億劫さが減り
それが日常の行動へも影響して
面倒だと思うことが減りました


他にも挙げれば限がありませんが
「ASAMI-PARIS」のハイヒール
レッスンは、単なるウォーキング
レッスンではないということを
少しでもお伝えできていたら幸いです



白を纏うということ




最近「あ、こういうことなのだ」
と腑に落ちることが多くあります
先日、久しぶりに白いワンピースを
着た時もそうでした


白は私の好きな色の一つですが
汚すと嫌だからと、買っても
殆ど着ずに仕舞ったままとなる
というのが常でした


久しぶりに着たその日、自分の
所作や行動が、いつもと違うことに
気が付いたのです


例えば

コーヒーをいれる時
勢いよく入れて跳ねてしまわないよう
ゆっくりと丁寧にいれる

食事をする時、サラダの
ドレッシングが飛ばないよう
少しずつ口元に運ぶ

蛇口から水を出す時、しぶきが
飛ばないようハンドルを
静かに動かす

自分が過ごす空間を常に綺麗に保つ

いつもと違うお店で、いつもより
少し良い物を選んで買う



纏うもので、振る舞いや
行動も変わる



だからこそ、普段から
理想の自分に見合うものを
身に着けることが大事なのだと
わかりました


これからは白い服も迷わず選べる
どんなワンピースにしようか
今から楽しみです


2020/04/18

日々の努力



コンサルティングがスタートしてから
間もなく3週間になりますが
今週になってから特に
日々、様々な気付きや学びがあると
感じています



Blogを始める前は
何を書いたらいいのだろう
人に伝えたいことなんて思いつかないし
他のTeam ASAMI-PARISの皆さんのように
上手く書くことなんて出来ない
と自分が続けられるか不安で
始めることに抵抗があったのですが
今は逆に、何から書いたらいいだろう
とアウトプットが間に合っていない自分を
もどかしく思っています



私は、「物事を伝える際は
できるだけ簡潔・手短に」
と教えられて育ちました
また何に対しても
「きちんとやらなくては」
「良くやらなくては」
という意識が強く、そのせいで
「言葉にする」ということに
大きな抵抗とストレスを
感じる自分がいます



とは言え、「言葉にしなくては相手に
伝わらない」ということは理解し
心がけていたつもりだったのですが
コンサルティングを受けている中で
実際の行動はともなっていなかった
という現実を突き付けられました



この課題は、単に「言葉にする」
という問題ではなく
私の中にある様々な膿がかかわっていて
一筋縄ではクリアできない難題ですが
諦めずに日々取り組むことで
必ず乗り越えられると思っています



そしてこのことは、ハイヒールの
レッスンにも通じることで
日々の意識とエクササイズで
必ず身体も心も変わってきます
スタートからまだ3週間弱ですが
私はそれを実感しています


その詳細は
改めてお伝えしたいと思います


2020/04/17

白いワンピース



先週から、自分が何かとても重苦しく
堕ちている感じがしていて
その原因が一体何なのか
どうしてそこから抜け出せないのか
苦悩していました



そんな折、先日のASAMIさんのBlog
読んでいて、気が付いたのです



美しくなりたいと願望を抱き
想いだけ馳せても日々の生活に
美学がなければ一生、美しさとは
手に入れることは出来ない


日常生活、それこそ家での
過ごし方を変えない限り
過去の人生の繰り返しである


仕事場で洋服を規制されであったり
真紅のリップを塗れないであったり
家に入れば言い訳は一切、通用しない


貴女の姿勢は猫背になり
世界で最も見窄らしい女性を
家で演じていないであろうか


美しく生きたいと願いながら
貴女の格好は心酔える洋服を
纏いながら生きているであろうか






こちらはASAMIさんのBlog
「美学とは日常にしか存在しない」
から抜粋させていただきました



そう、私は自分で自分を
堕としていたのです



数週間前、『トリコロールコース』を
受講していた際、「理想とする自分」には
相応しくない服が多く、自宅にいる時は
つい楽な恰好ばかりしているという話を
したところ、ASAMIさんから

「ただ楽の為に着る部屋着は捨てましょう」

と言われ、その時の私にとっては
とても衝撃的なアドバイスでしたが
その日のレッスンが終わると同時に
意を決して実行しました



その後は、一日中自宅にいる日でも
外出しても恥ずかしくない服を
身に着けてはいましたが

「その服を纏ったあなたは
 美しいといえますか?」

と聞かれたら、とても「Yes」とは
答えられない恰好だったのです



その事実に気付き、今朝は
汚してしまったら嫌だからと
ずっとクローゼットの奥に
寝かせたままだった
「白のワンピース」に袖を通しました



「白のワンピース」を纏った鏡の中の
自分を見て、身が引き締まる思いと共に
気持ちが高揚するのを感じ
こういうことなのだと
自分の中ですっと腑に落ちた気がしました


また一つ上に進みます



2020/04/15

諦めないこと




未来に意識を向けることが大事だということは
分かっているのに、気がつくと過去に囚われている

時には気が付きすらせずに深みに嵌っている

でも、そこで諦めて流されてはいけない

諦めないこと

自分との闘いである





2020/04/14

「誰かが見ているから」ではなく「誰も見ていなくても」



コロナウイルスによる緊急事態宣言によって
出来る限り外出を控える生活を送っていますが
それにより殆どの時間を一人で過ごしています。

そのような状況の時、以前の私なら
気にしなくていいわと
外には出られないような服を着て
もし誰かが見ていたら恥ずかしいという
ただ楽を求めた生活をしていました。

でも今は、「誰かが見ているから」
ということは問題ではなく
自分が美しくありたいと思うから
「誰も見ていなくても」そのように行動する
という意識で過ごしています。

小さなことですが、その積み重ねが
美しさにつながると思っています。



2020/04/13

Lumièreという名に恥じぬよう






1か月半程前の私は、今こうして
Team ASAMI-PARISの一員として
ブログを綴ることになるとは
考えてもみませんでした。


いえ正しくは、「ハイヒールの哲学」を
学びたいという思いが、ずっとありながら
その思いに蓋をして認めず、自分自身は
そのことにさえ気がついていませんでした。


ですがそれに気づき、コンサルティングを
受ける覚悟と決断ができたのは
「トリコロール」コースを受講したお陰です。


「脳科学」「官能美」「世界基準の美学」の扉を叩き
向こう側の世界を垣間見たことで
固く閉ざされていた
思いの蓋が開き、これまで自分でも気がつかずにいた
本当に望んでいることを知り、認めることができました。


まだスタートラインに立ったばかりですが
私と同じように、本当の気持ちに蓋をして
しまっていたり、自分の居場所を見つけられず
彷徨い、悩み苦しんでいらっしゃる方々の
光になれたらと思っています。


Lumière(リュミエール)~ 光
という名に恥じぬよう