2021/04/04

料理を通して感じたこと

 



昨晩
妹が久しぶりに
手料理を振舞ってくれた


彼女はシステムエンジニア
として働いていて
担当のクライアントが
24時間稼働している企業の為
昼夜問わずに
対応を求められることも多く
平日はほぼ料理をしない


週末も平日の疲れが
溜まっていることが多く
最近はずっと
手の込んだ料理はしていなかった


けれど昨日は久しぶりに
野菜の煮こみやマリネ
メインには海老グラタンを
作ってくれた


私は恥ずかしながら
料理といえば
焼くだけ煮るだけのような
手間のかからないものしか作れない


なので私がグラタンを作る時は
グラタンの素のような物を
使って作るのだけれど
今回彼女は
小麦粉と牛乳を使って
ホワイトソースから
自分で作ってくれた


それを傍らで見ていて
料理の大変さを
改めて感じたと同時に
料理とはとても
愛のある行為なのだと思った


それで思い出したのは
私にはいくつかお気に入りの
レストランがあるのだけれど
それらのお店で料理を頂くと
料理が美味しいのはもちろん
作った方の愛が感じられ
頂いていると心が癒され
愛と感謝の気持ちが溢れてきて
帰り際に泣きながら
感謝の気持ちを伝えた
ということが何度かあった


そして子どもの頃
母はフルタイムで働いていたけれど
毎日、朝昼晩と三食きちんと
作ってくれていた
それがどれだけ大変なことだったか
そこにはやはり母の愛があり
それを思うと
今でも感謝の気持ちで
胸がいっぱいになる


昨日は思いがけず
料理を通して
沢山の愛と感謝に
気づくことができた


そんなことを考えながら
妹の愛がいっぱい
込められたグラタンを堪能し
心もお腹も満たされて
とても幸せな気持ちで眠りについた